腹圧性尿失禁手術のマンガです。どうぞ、ご参考にしてください。

腹圧性尿失禁のマンガです

腹圧性尿失禁の漫画です。ご参考にどうぞ。

2014年に作成したものですが、当時とても多くの方に読んでいただきました。

 

(このころは、骨盤底メッシュというのが、膀胱瘤と腹圧性尿失禁の両方のあった人に用いましたが、副作用の大きさから米国政府が膣メッシュを販売中止にしたので、その材料での手術はいまはありません。)

受診際して事前に必要な検査

受診に必要な検査は、

1)排尿日誌

2)尿パッドテスト が重要です

尿パッドテストは、こちら をみてください。

 

TVT手術の解説です

TVTスリング

側面図:TVTが所定の位置にあり、膀胱頸部を支えている

側面図:TVTが所定の位置にあり、膀胱頸部を支えている

TVTスリングは腹圧性尿失禁を治療する手術です。腹圧性尿失禁は、咳、くしゃみ、ジャンプ、持ち上げ、運動、場合によっては歩行などの腹圧の上昇を引き起こす活動で発生する尿漏れです。この漏れは、膀胱頸部の筋肉がサポートと強度を失ったために発生します。TVTスリングは、テープを挿入して配置するために3つの小さな切開を必要とする低侵襲手術です。下腹部(おなか)の両側に1 cmの切り込みを入れ、膣に3 cmの切開を入れて、テープを所定の位置に配置できるようにします。通常、日帰り手術で行うものです。手術後の痛みは、女性の月経痛に似ており、強い月経痛が1ないし2日、軽い月経痛が2〜3週間持続されます。まれに、下腹部のこの痛みが続くことがあります。日常生活は、強い月経痛の日で、食事・睡眠などは無理なくでき、また、弱い月経痛になり次第仕事(たとえば、病院の受付など)ができます。運送業などの重い荷物をもつ仕事は7日程度休職されることが適切です。

メッシュの合併症
メッシュスリングは20年以上前から存在しており、ほとんどの女性が非常に成功した結果を出しています。成功率は約80%です。膀胱または尿道へのメッシュの露出は、最初の手術から数年後の少数の女性(<1%)で発生する場合があります。この合併症が出た場合、これを取り除くために手術を必要とします。膣壁を通るメッシュの拒絶反応は、女性の2〜8%で発生します。これが発生した場合は、メッシュを覆うか取り除くための手術がさらに必要になります。米国FDAは、TVTとTOTに関しては副作用が5%以下であるので認可を持続しましたが、一方でTFSに関しては副作用の観点から認可を取り下げました。

 

人工物を使わないオプション

腹圧性尿失禁の治療に使用されるメッシュは、より小さなメッシュが使用されるため、骨盤臓器脱の治療に使用されるメッシュよりも合併症(英国では10%、米国では22%の統計報告がある)よりも、はるかに低く2.2%の報告があります。しかし、アレルギーなど人工物に懸念がある場合は、泌尿器科医と話し合ってください。腹部から腱の一部からスリングを作るなどの代替手段が利用可能です。また、治療が出始めたばかりではありますが、非蒸散性エルビウム・ヤグ・レーザーという膣レーザーが腹圧性尿失禁には論文数が多くでています。

 

当院の医療資料から参考に

長年尿失禁に専念してきましたので、たくさんの情報があります. 下の写真をクリックしてください。

当院のyoutubeチャンネルより

基本の骨盤底筋体操のお話です

 

当院の国際論文により、妊娠希望の女性では人工物をのぞまないということが医学統計学上明らかになりました。診療の参考にして、妊娠希望についても、よく話し合うことにしています

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