女性泌尿器科専門のクリニック

骨盤臓器脱(性器脱)

第3章.    膀胱瘤


3.保存治療(手術をしないという選択)


3.1  骨盤底筋体操

膀胱瘤がかるい場合は、骨盤底筋体操をするだけで、かなり改善します。そのものの違和感がなくなる人もいます。このような方では、台上診をしただけで、筋肉の動きがとてもよいので、すぐに気が付きます。もちろん、膀胱瘤がだんだん子宮脱などを合併していくのを、予防していきますから、一石二鳥です。でも、重要なのは、ちゃんと医師にならうことです。経験上、おおくの膀胱瘤の患者さんは、骨盤底筋体操をまちがっておぼえています。これは、診察台にのっていただいて、膣に医師が指をいれて、その筋肉の動かし方をみてみると、すぐにわかることなのです。そこで、よこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニックでは、医師のほかに、理学療法士もいます。多角的に、骨盤の筋力を理解しようという試みです。



骨盤底筋体操は、いろんな方法がありますが、なんといっても、寝ておこなうのが基本です。
まずは、このイラストをみてください。



さて、骨盤底筋体操を、自分のお母さんに教えたい
でも、病気の説明からしたいものの、うまく口では伝えられないという人は
こちらのTBSラジオで、奥井医師が説明したときのデータをどうぞ
↓↓↓↓

音声で聞きたい!

TBS(CBC)系ラジオに出た時の内容です。目の悪いお母さんに説明したい場合は、音声版”病気の解説”をどうぞ



さらには、よこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニックへ来院されると
TBSテレビで、奥井医師が骨盤底筋体操を指導したときのビデオがながれています。
↓↓↓↓






3.2  ペッサリー

手術がむずかしい場合は、ペッサリーというリングを膣の中にいれて膀胱瘤がおちてくるのをカバーする場合場合があります。しばしば、このペッサリーを挿入したら、そのまま1年間ほったらかしの医師や患者さんをききますが、それはダメです。定期的に受診して、確認をするといいでしょう。


また、ペッサリーをいれたのに、膀胱瘤の感じがぜんぜんとれずに、こまつているという人がしばしばいます。これは、上記のペッサリーの絵をみるとわかります。ペッサリーは、もともと子宮脱をささえるために開発されたのです。そのため、このように、はめると、膀胱はおちる部分がまだあるのです。


3.3 下着


この商品は、股間にクッションをいれて、カバーするのです。イメージとしては、ブラジャーにいれるパッドが、パンツにある感じです。
あう人、あわない人がありますし、高価ですので、まずご自身の目で確かめられるのがいいでしょう。会社のアドレスは、こちらです



ライフケアベルトというものです。おなじように、下着のベルトの一部としてクッションがあります。こちらの会社のアドレスは、ここです

これらの装具の会社の製品をみてきておもうことですが、
永久につかえるものではありません。
むしろ、そうそうに手術をしたほうがよいかもしれません。
まよう時期だけの一時的なものにすぎず、
クリニックでは推奨はしていません。
クリニックに通院されているひとは、手術を念頭においているので、
圧迫するようなもので、感染などをおこしてほしくないからです


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