よこすか女性泌尿器科 https://www.urogynnet.jp 骨盤臓器脱、尿失禁専門 Thu, 12 Aug 2021 10:19:07 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.8.1 https://www.urogynnet.jp/wp/wp-content/uploads/2020/09/cropped-YHClogo-1-e1600819206147-32x32.jpg よこすか女性泌尿器科 https://www.urogynnet.jp 32 32 メッシュ摘出すると膣の痛みが改善 https://www.urogynnet.jp/%e3%83%a1%e3%83%83%e3%82%b7%e3%83%a5%e6%91%98%e5%87%ba%e3%81%99%e3%82%8b%e3%81%a8%e8%86%a3%e3%81%ae%e7%97%9b%e3%81%bf%e3%81%8c%e6%94%b9%e5%96%84/ Mon, 09 Aug 2021 20:00:59 +0000 https://www.urogynnet.jp/?p=1580 カリフォルニア大学の研究です。膣メッシュは、摘出方法やその評価を研究する時代になりました。こうりた論文が活かされて、メッシュ挿入に慎重な時代に変わってきました。

カリフォルニア大学では、2013年度に膣メッシュを摘出した90人余の患者にアンケートしたところ、60人余の返事があり、その50%が性行為痛などの膣の痛みが改善したと報告しました。

 

YouTubeでは、症例写真を交えて解説します

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妊娠を希望する女性には人工メッシュよりもレーザー治療(当院の海外論文) https://www.urogynnet.jp/%e5%a6%8a%e5%a8%a0%e3%82%92%e5%b8%8c%e6%9c%9b%e3%81%99%e3%82%8b%e5%a5%b3%e6%80%a7%e3%81%ab%e3%81%af%e4%ba%ba%e5%b7%a5%e3%83%a1%e3%83%83%e3%82%b7%e3%83%a5%e3%82%88%e3%82%8a%e3%82%82%e3%83%ac%e3%83%bc/ Sat, 12 Jun 2021 01:48:45 +0000 https://www.urogynnet.jp/?p=1523 当院の研究成果を、レーザー医学の学術誌(英国レーザー医学会誌)に査読の上、論文として採用されたものです。

この研究では、後ろ向き調査によりレーザーを希望した人と、人工メッシュを希望した人について分析をしています。研究からは、尿失禁改善という点では、人工メッシュのほうが有効ですが、妊娠を希望する患者のグループでは、人工メッシュを勧めることがかならずしも第一選択でないことがわかります。

患者の希望、実施にともなう副作用、長期的な副作用、効果、すべてにおいて、妊娠を希望する人のみレーザーのほうが優位にあるようです

 

当院のyoutubeで論文のポイントを解説します

 

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骨盤臓器脱手術:メッシュ問題の時代にどのような選択肢があるか? https://www.urogynnet.jp/%e9%aa%a8%e7%9b%a4%e8%87%93%e5%99%a8%e8%84%b1%e6%89%8b%e8%a1%93%ef%bc%9a%e3%83%a1%e3%83%83%e3%82%b7%e3%83%a5%e5%95%8f%e9%a1%8c%e3%81%ae%e6%99%82%e4%bb%a3%e3%81%ab%e3%81%a9%e3%81%ae%e3%82%88%e3%81%86/ Sun, 18 Apr 2021 03:22:13 +0000 https://www.urogynnet.jp/?p=1507 ヴィッテン・ヘルデッケ大学産婦人科(ドイツ)のノエ医師による総説論文である。

メッシュの使用に関する議論は、膣手術に深刻な影響を及ぼしました。現在、腹腔鏡アプローチと組み合わせて自家組織を使用する手術が取り組み始められています。

 

メッシュの使用はさまざまな問題をつくりました。たとえば、現在の研究データは、メッシュはその近郊の筋肉への影響だけでなく、疲労症候群[引き起こすことが論文として報告されています。

現在、国際的には、天然の組織(ネイティブ組織)と腹腔鏡下手術の使用を奨励する論文が増えています

 

PROSPECT試験という英国での多施設研究では、天然組織の使用は、膣手術におけるメッシュより劣っていないことがわかっています。

臨床症の成功の評価が、ネイティブ組織再建の非常に良好な長期成功率をもたらすことを示しています。メッシュの使用を制限すると、合併症や再介入率も低下する可能性が示されています

 

 

 

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ネイティブ手術(メッシュなしの手術)は副作用がほとんどない https://www.urogynnet.jp/%e3%83%8d%e3%82%a4%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%96%e6%89%8b%e8%a1%93%ef%bc%88%e3%83%a1%e3%83%83%e3%82%b7%e3%83%a5%e3%81%aa%e3%81%97%e3%81%ae%e6%89%8b%e8%a1%93%ef%bc%89%e3%81%af%e5%89%af%e4%bd%9c%e7%94%a8/ Thu, 01 Apr 2021 06:13:50 +0000 https://www.urogynnet.jp/?p=1588 南カルフォルニア大学で一人のドクターが、人工メッシュなし手術(ネイティブ・リペア)に従事しました

このため、109人の患者の治療に成功しました。

このうち副作用(副事象)は、ほとんどおきませんでした

心配された再発は、わずかに11%。メッシュの場合に再発は4%以下であるにもかかわらず、22%(米国政府FDA)が重大な副作用をだすことに比較すると

はるかに軽度です

術後に出現する尿失禁もわずかに4%でした。

 

Urology. 2021 Apr;150:125-129. doi: 10.1016/j.urology.2020.06.070. Epub 2020 Jul 23.
Transvaginal Paravaginal Native Tissue Anterior Repair Technique: Initial Outcomes

Transvaginal Paravaginal Native Tissue Anterior Repair Technique: Initial Outcomes – PubMed (nih.gov)

 

YouTubeで解説

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メッシュなしの手術のきわめて稀な合併症は尿路損傷 https://www.urogynnet.jp/%e3%83%a1%e3%83%83%e3%82%b7%e3%83%a5%e3%81%aa%e3%81%97%e3%81%ae%e6%89%8b%e8%a1%93%e3%81%ae%e5%90%88%e4%bd%b5%e7%97%87%e3%81%af%e5%b0%bf%e8%b7%af%e6%90%8d%e5%82%b7/ Wed, 31 Mar 2021 20:21:56 +0000 https://www.urogynnet.jp/?p=1585 メッシュなしで手術する場合に気をつけていくポイントは何か?訴訟から研究したものである。

91件の裁判から研究されたのは、尿路損傷であった。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31804234/

重要なのは、手術を慎重にしていけば予防できることである。

また、全米で91件だけだとするとかなり少ない。メッシュとは比較にならないと考える。

 

YouTube では実際のMRIも交えて解説します

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腹圧性尿失禁手術の合併症研究から適切な手術は? https://www.urogynnet.jp/%e8%85%b9%e5%9c%a7%e6%80%a7%e5%b0%bf%e5%a4%b1%e7%a6%81%e6%89%8b%e8%a1%93%e3%81%ae%e5%90%88%e4%bd%b5%e7%97%87%e7%a0%94%e7%a9%b6%e3%81%8b%e3%82%89%e9%81%a9%e5%88%87%e3%81%aa%e6%89%8b%e8%a1%93%e3%81%af/ Thu, 18 Mar 2021 03:12:57 +0000 https://www.urogynnet.jp/?p=1557  

合併症から考えた人工メッシュ手術の比較

デンマークのコペンハーゲン大学病院産婦人科から出された研究論文で、過去の論文データを分析することで、TVT手術とTVT-O手術の比較をしています。これらの手術には、いままで存在しなかった切迫性失禁の出現、感染、性行為痛などの合併症が術後出現するケースがしられています。合併症の観点から考えると、TVT手術のほうが推奨されます。

Jimmi Elers   TVT or TVT-O? – A systematic review and meta-analysis comparing efficacy, complications and re-operations  J Obstet Gynecol Reprod Biol
. 2021 Mar;258:146-151. doi: 10.1016/j.ejogrb.2020.12.005. Epub 2020 Dec 13.

 

よこすか女性泌尿器科ではTVT手術とレーザー治療

よこすか女性泌尿器科では、TVT手術を日帰りで、ほとんど出血がおきないように実施できています。

しかし、人工物をつかわないというニーズも多数ですので、レーザー尿失禁治療にも取り組んでいます。

 

当院のyoutubeから

 

 

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骨盤臓器脱のメッシュなしの手術は第一選択の地位に戻りつつある https://www.urogynnet.jp/%e9%aa%a8%e7%9b%a4%e8%87%93%e5%99%a8%e8%84%b1%e3%81%ae%e3%81%82%e3%82%8b%e5%a5%b3%e6%80%a7%e3%81%ae%e7%94%9f%e6%ae%96%e8%83%bd%e5%8a%9b%e3%82%92%e6%b8%a9%e5%ad%98%e3%81%99%e3%82%8b%e3%81%ab%e3%81%af/ Sat, 31 Oct 2020 03:44:07 +0000 https://www.urogynnet.jp/?p=1429 イタリアのサンジェラルド大学病院のMatteo Frigerio医師の論文

 

メッシュなし手術が主流に戻りつつある

子宮温存かつ骨盤臓器脱出手術は、臨床医や患者の間でふたたび主流の手術にもどりつつあります。

メッシュ関連の合併症がないため、骨盤再建手術の中心的な役割にもどるものと考えられます。

 

ネイティブ組織を使う手術には、経験とデータが必要

利用可能なネイティブ組織の手術には、さまざまな利点と落とし穴、およびさまざまなエビデンスプロファイルがあります。

それらのほとんどは、子宮摘出術に基づく手技の結果に匹敵する解剖学的および主観的な結果を提供します。

さらに、出産を希望する若い女性のネイティブ組織の手術は、妊娠中に潜在的に深刻な合併症につながる可能性がある合成材料の移植を回避することを可能にします。

 

妊娠希望者には、ネイティブ再建が第一選択

妊娠を希望する女性にとって、子宮温存のための再建的ネイティブ組織手術(マンチェスター手術を除く)を提供することが最も安全な選択肢であると私たちは考えています。

仙棘靭帯子宮固定術および高子宮仙骨靭帯子宮固定術は、より高いレベルのエビデンスおよび有害な産科転帰の欠如を考慮して、第一選択の選択肢と見なすことができます

 

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間質性膀胱炎/膀胱痛症候群に対するYAGレーザー治療(当院の海外論文) https://www.urogynnet.jp/%e9%96%93%e8%b3%aa%e6%80%a7%e8%86%80%e8%83%b1%e7%82%8e-%e8%86%80%e8%83%b1%e7%97%9b%e7%97%87%e5%80%99%e7%be%a4%e3%81%ab%e5%af%be%e3%81%99%e3%82%8byag%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%82%b6%e3%83%bc%e6%b2%bb/ Fri, 30 Oct 2020 21:59:27 +0000 https://www.urogynnet.jp/?p=1402 当院からの報告です。CLIMACTERIC 2020, VOL. 23, Suppl 1, S14–S17 https://doi.org/10.1080/13697137.2019.1703940

既存のさまざまな治療法に対して改善をしない間質性膀胱炎に対して、非蒸散性エルビウム・ヤグ・レーザー治療を行った症例を集めた検討集です。

この研究では、2016年までに数回の治療を行っても改善が見られなかった合計12人の患者が、都合に応じて月に1回、12か月間VEL治療を受けました。アンケートなどいくつかの調査が行われました

 

治療は、毎月のように行う必要がありますが、膀胱の痛みは軽減し、膀胱の大きさはもとのサイズを取り戻してきました

最終的に、

合計で、9人の患者が治療に反応し、3人は反応しませんでした。NRS-11スコアとICSIおよびICPIは、すべてのレスポンダーで改善しました。膀胱容量と頻尿も正常化した。残留効果は最初の治療から18ヶ月間続き、長期的な副作用はありませんでした。

 

YouTubeではこの治療に気がつくまでの苦労なども解説しました。

 

 

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子宮摘出後の腹圧性尿失禁に対する治療方法の研究 https://www.urogynnet.jp/%e5%ad%90%e5%ae%ae%e6%91%98%e5%87%ba%e5%be%8c%e3%81%ae%e8%85%b9%e5%9c%a7%e6%80%a7%e5%b0%bf%e5%a4%b1%e7%a6%81%e3%81%ab%e5%af%be%e3%81%99%e3%82%8b%e6%b2%bb%e7%99%82%e6%96%b9%e6%b3%95%e3%81%ae%e7%a0%94/ Thu, 29 Oct 2020 23:28:22 +0000 https://www.urogynnet.jp/?p=1419 これまで難題とされてきた子宮を摘出したあとの腹圧性尿失禁の問題です (写真は、この研究の研究者のひとりのクロアチアのFistonic教授と奥井)

最初に問題点をあげると、

なぜ、このような話があるかといえば、子宮を摘出することで、子宮の周囲の靭帯や筋肉を切断しますので、その部分の体内のコアをささえる能力がなくなっています。ここで、尿道に人工テープを挿入すると、尿道の部分の骨盤の力だけつよくなります。すると、バランスが悪くなり、結局は骨盤臓器脱の修正に、体内にメッシュをいれないと維持できなくなります。

 

この論文のポイント

 

トルコ、クロアチア、イタリアの3つの国での集計論文で、後ろ向きコホート研究では、35人の子宮摘出患者と34人の非子宮摘出患者のSUIの連続サンプルを登録することができました。非蒸散性エルビウム・ヤグ・レーザー(Fotona、スロベニア)の治療が、子宮摘出後の人でも、子宮のある人とかわらず効果があるかを調査しました。主な結果は、失禁質問票-尿失禁ショートフォーム(ICIQ-SF)で行っております。

 

結果としては、期間限定であるもの効果あり

この研究では、子宮を摘出していると、子宮がない人に比較して効果がないとされてきましたが、

レーザーは腹圧性尿失禁をおさえる効果があります

 

 

(奥井の感想)

これは、メッシュしかないという発想をかえる最初の1歩であるとおもいます

より普及していくことで、定期的なレーザーを使って、腹圧性尿失禁を維持できるようになれば、

快適な生活にかわっていくとおもいます

 

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メッシュインプラントによって傷つけられたスコットランドの何百人もの女性とメーカーとの和解 https://www.urogynnet.jp/%e3%83%a1%e3%83%83%e3%82%b7%e3%83%a5%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%88%e3%81%ab%e3%82%88%e3%81%a3%e3%81%a6%e5%82%b7%e3%81%a4%e3%81%91%e3%82%89%e3%82%8c%e3%81%9f%e3%82%b9%e3%82%b3/ Tue, 20 Oct 2020 10:54:58 +0000 https://www.urogynnet.jp/?p=1339

イギリス最大の医学誌の一つBMJは、大切なニュースとして、骨盤メッシュ訴訟の和解を伝えている。その内容は、以下。

製薬大手のジョンソン・エンド・ジョンソンは、同社の骨盤メッシュインプラントで重傷を負ったと主張する数百人のスコットランド人女性による訴訟を解決するために、非公開の金額を支払うことに同意しました。

和解は、ジョンソン・エンド・ジョンソンの子会社であるエチコンが行った、インプラントによる痛みやその他の深刻な副作用に苦しむ女性によってもたらされた4件の主要な訴訟がエジンバラの法廷に持ち込まれようとしていたときに起こりました。

ジョンソンとジョンソンは、和解がスコットランドでのそれに対する訴訟の大部分をカバーしていることを確認しました。

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