女性泌尿器科専門のクリニック

肩こりに用いる代表的な漢方薬

急性

葛根湯
中間証〜実証
短期間使うことが多い。胃腸の弱い人は胃腸障害を起こすこともある薬なので、注意が必要。


慢性
加味逍遙散
虚証
代表的な漢方薬。体力のない女性に。頭痛やめまい、冷え症などを伴う肩こりに適しています。
 
桂枝茯苓丸
実証
肩こりに加え、下腹部が張ったような血の症状がある人に効果のある。更年期障害に伴う肩こりにも。
 
桃核承気湯  
桂枝茯苓丸のようなタイプで、さらに冷えが加わり、症状も強い場合。
 
当帰芍薬散
虚証〜中間証
中肉中背の若い人で、月経不順があったり、手足が冷えるというような不定愁訴のあるタイプ。更年期障害に伴う肩こりにも。
 
補中益気湯  
年齢を問わず、虚証の人で、便秘がちで、手足が冷え、脱力感があるようなタイプ。



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奥井識仁のコラム

奥井 識仁


  • 外科医。医学博士
  • よこすか女性泌尿器科


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