日本人のわかがえり

65歳以上の東京都民の歩行能力正常者の推移をみてください
================
1980年は、65-69歳では90%であったのが、1990年からは95%になり現在まで安定して90%です
75-79歳では、1980年に78%であったのが、2000年には88%まで上昇しています。
================
日本人が若返ったことの証拠ですね

写真は、みなさんご存じの磯野フネさん、48歳です
このイラストは、僕の娘にみせても60歳以上のイメージがあります。
日本人がいかにわかいイメージに変わったかをしめす好例です。

老化には、さまざまな説があります

消耗説:ワイズマン(独)が提唱した説で、人間はニコチン、アルコール、紫外線などで細胞に影響があり消耗する。だからタバコとか控えることで若返る  → 臨床医としてはすばらしい意見

内分泌説:内分泌からでる微量ホルモンによるコントロールが老化とともに減ってくる。  → とくに僕の専門の女性ホルモンや男性ホルモンは更年期からなくなるのだから、その対策を理解しておくのが正しいと僕は思う。そのために適度なスポーツが重要である。

遺伝子説:一定の時間がたつと組織が老化するプログラムがある。もちろん、そのミスコピーががんである。 → この対策は現在の医療やスポーツでは無理である。

フリーラジカル説:フリーラジカルの発生が物質を酸化させて有害反応になる。たとえば、脂肪酸が過酸化脂肪酸に変化すると、細胞壁のタンパク質やコレステロールも酸化させていく。 → スポーツで注意すべきは節度を越した運動によりフリーラジカルが発生することだ。だから、休養が重要である。42kmランをしたら、その回復期間はみんなわかるはず。その間はフリーラジカルがたくさんあるのだ。

テロメラーゼ説:テロメアという染色体を保護しているものだのであるが、細胞分裂のたびに短くなり限界がある。ただし、テロメラーゼという再生酵素がある。 → これはがん研究のターゲットで有名だ。

このほかにもいろいろあるけど、
いえることは、日本の社会が、おなじ48歳でも、昭和と今ではイメージがちがうように、社会の要求がちがう。だからそれにこたえていかないといけないし、ずっとスポーツをたのしめる自分でいたい。
それには、スポーツの周辺知識をつけてスポーツを続けることだとおもいます。適度なスポーツ、口でいうのは簡単ですが、その人ごとに違うもので、自分の適切なものは、どれだけか、スポーツ大会にでたらどれほどの休養が必要か、怪我とか、害虫などの知識、そして栄養学。そういったものを知っていくのが大切だと思います。



ページトップへ

TestSite.com MENU

Copyright (C) NaturalTmpl008 All Rights Reserved.