女性への暴行

WHOからGlobal and regional estimates of violence against womenという報告書がでています。全世界で、3人に1人の女性が身体的か性的な暴力の被害をうけているというものをあきらかにしました。国際社会に原因の追究・対策の強化を求めています。

http://www.who.int/reproductivehealth/publications/violence/9789241564625/en/index.html

この暴力による健康への被害は以下にまとめることができます
(1) 死亡または負傷: 女性の殺害の38%は親密なパートナーによるものであることを強調しています
(2)うつ病: パートナーからの暴力が女性に精神的病気のリスクとなることをあげています
(3)アルコール: 暴力をうけたことのある女性は、アルコール乱用のリスクが2倍です。
(4)性感染症: 暴力をうけた女性には、梅毒やクラミジアや淋病のリスクが高く、アフリカではHIVの感染のリスクが1.5倍です
(5)望まない妊娠: 人工中絶率が2倍
(6)低体重児:暴力をうけたことのある女性の低体重児出産は16%多いです






(読者コメント)


精神的な暴力も合わせると、いっそう深刻な問題ですね。
9月7日 10:41 ・ いいね!を取り消す ・ 3

僕は、ちょうど見つけやすい診療分野の医者なのです。
9月7日 10:46 ・ いいね! ・ 2

3人に1人というのにも驚きますが、被害者が訴えない限り明らかにならないのだとすれば、もっとたくさんの被害者がいるのだろうと思います。
体の傷は治せても、心の傷は一生残るはず。
9月7日 11:12 (携帯より) ・ いいね!を取り消す ・ 3



ページトップへ

TestSite.com MENU

Copyright (C) NaturalTmpl008 All Rights Reserved.