クリニック2周年記念 展覧会(2010年11月から2011年2月まで)

黒澤明展開催中 〜 ぜひ見に来てください

世界の映画史に峻厳とそびえ立つ巨人―黒澤明。生誕百年の節目にあたるこの2010年、フィルムセンターは上映会と展覧会という二つの企画でその偉業を顕彰します。1910 年東京に生まれた黒澤監督は、青年期には画家を目指しましたが1936年にP.C.L.映画製作所に入社、山本嘉次郎監督を師と仰いで助監督修業に励み、『姿三四郎』で演出家としての道を歩み始めます。戦後は、厳しい世相を見つめながら『酔いどれ天使』などで頭角を現し、『羅生門』は翌年のヴェネチア国際映画祭でグランプリを受賞、日本映画の高い芸術性を海外に知らしめました。以降、『生きる』、『七人の侍』、『蜘蛛巣城』、『用心棒』、『天国と地獄』など多彩なジャンルにわたる骨太の傑作群は、つねに日本社会の話題であり続けたばかりか、各国の観客から強く支持され、世界の映画人にインスピレーションを与えてきました。後年には『デルス・ウザーラ』『影武者』や『乱』といった国際的な連携による大作にもチャレンジし、その名声は永遠のものとなっています。黒澤監督は、世界に堂々とできた日本人の一人です。



この展覧会では、当院で収集した黒澤明監督関係の資料(監督の仕事ぶりを示す貴重な写真類や台本、甲冑など、、、患者さんからいただいたり、購入したりしました)を展示します。また待合室には、黒澤映画を定期的に上映します。

展示品(毎週かわります)

1 黒澤監督の絵コンテ集


2 映画『影武者』の台本


3 映画『影武者』劇場パンフレット


4『影武者』で主人公を演じた一の谷兜


5 影武者海外プレス


影武者が公開されたときの海外のプレスです。


院長が、黒澤明監督の絵をイメージして書いた等身大の影武者の絵コンテ


院長が描いた『高天神城攻めの諏訪勝頼』





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